中小零細企業にとって、最も不足しているのがヒューマンリソース(人的資源)ではないだろうか。
それを補う画期的なシステムがプライドワークスの革新的サービスである日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」だ。そこに登録されているのは経験豊富な顧問たち。
今日は顧問紹介サイトのKENJINSとは、顧問の活用した成功事例として顧問にお話を伺った。
あのソニーで長年活躍。社員時代から講演活動も
前号でも取り上げた通り、プライドワークス株式会社が展開する日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」は、問題解決を図りたい企業と経験豊富なスペシャリストである顧問をマッチングする画期的なサービスだ。
販路拡大から海外進出に至るまで、その道のエキスパートたる顧問の力が遺憾なく発揮され、導入した企業ではことごとく成果を上げている。
■顧問紹介サイトのKENJINSとは?
日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」の大きな特徴は、顧問をしたい人と、お願いしたい会社それぞれが、インターネット上で相談ができる顧問契約のプラットフォームであること。
まずは匿名でも顧問依頼の相談ができ、顧問と会社、顧問と個人事業主でも安心して契約ができる仕組みが整えられている。
その「KENJINS」には5000名を超える顧問が登録されているが、その多くが超一流企業で活躍されてきた、その道のプロ中のプロばかり。だからこそ、企業の抱える悩みや問題に最適なソリューションを提供することができるのだ。
そんな凄腕顧問のお一人、田村新吾氏に迫った。
―ソニーご出身とお聞きしましたが、在籍時にはどのようなお仕事をされていましたか。
田村「若手の頃は、オーディオ機器の設計者でした。30代までは図面を引いていましたね。
普及機にもハイエンド機にも携わりましたが、特に高級なものを作った時には営業マンと同行して、販売店の方々に商品プレゼンなんかも行いました。
その後、事業部長としてPCやワープロ等に携わるようになり、部を横断するような形での人材育成にも力を注ぎましたね。終盤には新規事業開発を行い、いろいろ実験的なこともやってきました」
―在籍時から、社外での活動も積極的だったようですが。
田村「ソニー社員だった1999年頃から講演活動を行っています。ソニー卒業後も、38年在籍して得た様々なモノを発信し続けています。経営者から社会人、学生に至るまで、その啓発のために飛び回っているんです」
―現在は、ご自身の会社を作ってご活動もされていますよね。
田村「企業の皆様の天性を伸ばし、社会発展して頂くことを事業の目的として『ワンダーワークス』という会社を設立しました。これはソニー時代の事業部名をそのまま冠しています。
日本産業の祖、鮎川義介の順天経営、ソニーの創業者、井深創造哲学を基礎にして、新規事業、新規商品の開発に力をお貸ししています」
―どのような活動を行い、どちらの企業で顧問などをなさっているのでしょうか。
田村「講演活動がご縁で声をかけていただき、大学の講師を務めました。北海道大学を皮切りに慶応義塾大学、早稲田大学、ソニー学園湘北短期大学などで教えてきました。
その後、企業から顧問を依頼され、北海道活性化センタータクティクス、日本生産性本部で理事やアドバイザーを、株式会社桐光クリエイティブ、株式会社玄米酵素、株式会社ベリサーブでは現在顧問として活動中です」
―日本最大級の顧問契約マッチングサイトの顧問登録されたきっかけは何でしょう。
田村「すでにKENJINSに登録しているソニーOBからの紹介です。私は多くのソニーOBとも懇意にしていまして、それぞれの得意分野で協力をお願いしています。
ソニーには昔、コンサルティングを行う子会社がありましたが、その人材が今でもコンサル業で活躍しているんですよ。皆、現場からの叩き上げで、それぞれのジャンルに精通しています。「KENJINS」でも大きな戦力となっているはずですよ」
―登録されている顧問は、ネットから申し込まれた方ばかりではないのですね。
本田「人からご紹介いただく顧問の方も多数いらっしゃいます。信頼のおける顧問からのご紹介ですと、やはり身元も実績も確実ですから。そういう信頼感こそ、クライアント企業から最も求められるものです」
★目覚ましい成果を上げる、まさに賢人顧問
―顧問をされた会社での成果について教えてください。
田村「私は、新しくて難しいことや商品コンセプトをどう考えるか、あるいは売れない商品をどう売っていくのか、そういうことをソニー時代にやってきて、成果を上げてきました。
顧問となった現在、その知識や経験をお伝えしています。
面白い実例では、味噌醤油屋の顧問を務めていた頃、その会社でジャムを作ったことがあります。新規商材の開発を手掛けるにあたって、最初は本業で使用する大豆から作ろうとしていました。
それがいつのまにか普通のジャムに移行していったのです。もちろん、その会社の社員が自ら試行錯誤の上、作り上げたものでした。
試作も出来上がった頃、私の知り合いのサンドイッチレストランに置いてもらおうと掛け合いましてね。ところが、厳しい品質の基準があって、何度もダメ出しされてしまった。
今度は消費者に近いところから鍛えられて、今ではこのジャムが立派な主力商品となっています。実はこれを開発したのは管理の女性でした。
小さい会社では、自分の職分だけやっていればいいというわけにいきません。商品開発にあたって、社員誰でも考えていいとしたところ、その女性が非常に頑張ってくれました。その結果、組織全体が活性化していきました。
今ではスイーツの店を出すまでになっています。もともと持っている技術を活かし、どうやって新しい需要を掘り起こすのか。生活に落とし込んでいくのか。それが大事なんですね。
プロダクツと生活をいかに結びつけるか。日本人はそれが上手です。大発明は日本からあまり起こらないですが、あるものをいかに便利に取り込むかが非常に上手い。
私は企業に、生活に結びつく商品開発を啓蒙しています。ですが、私の活動の主眼は、会社のレベルを引き上げること。議論を呼び起こすことで、社内の活性化を図り、新しいものへと発展させていくことが最も大事です。
役割の中に留まるのではなく、その先のことまで考えられるようになれば、自ずと組織はよくなっていくんです」
―なるほど。その商品開発に必要なこととは何でしょうか。
田村「商品を開発する上で大事なのは、『これは何なのか』、『誰が使うのか』、『いくらなのか』の3点です。
商品コンセプトは何か、その商品を使わざるを得ない必需客は誰か、そしてその顧客にあった価格はいくらか。これがキチンと揃っていれば、商品は必ず売れるものです」
―では、人材育成での工夫といったものはどうでしょう。
田村「私は『自分カタログ』というものを推奨しています。自分自身を棚卸して、人にきちんと説明するためのツールです。これを作ることによって、自分自身を改めて見つめ直すことができ、強みもわかってくるのです。ある会社の営業マン全員にこれをやってもらいました。
会社のカタログで取引先と会社の接点ができたら、次は自分カタログを相手に示す。そうすることでさらに関係が深くなるというわけです。日本人が仲良くなるのに3つの秘訣があります。
『同郷、同窓、同好』です。どこの生まれ育ちで、どこの学校を出、どんな趣味か。これを自分カタログに書いておいて、一つでも共通項があったり、引っ掛かりがあれば大抵の人は仲良くなれるものですよ」
―最後に、顧問のやりがいとは何でしょう。
田村「人に頼み、人を伸ばし、大きい仕事を達成させる。それが私の人生です。
ですから、私は自身を『啓発家』と思っています。私が顧問をやっている会社の社長も、社員のいいところを引き出して会社を成長させるように変わってくれています。
これこそ最大のやりがいでしょうね」
本田「田村さんのような、知識も経験も、そして意欲もある顧問が、日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」には揃っています。どんなに小さな悩みでも、それに通じた顧問が必ず見つかります。
『ビッグライフ21』をご愛読の経営者の皆さん、お気軽にご相談ください」人生の先達が、あなたの会社の問題をきっと解決してくれることだろう。
■最後に
日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」では、人脈を活用した営業支援を問わず、ハイスキルなプロ人材によるマーケティング支援、新規事業立上げ、資金調達、海外進出など、様々な事業課題やプロジェクトに応じて外部のエキスパートを定額で何人でもアサインすることが可能です。
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