タイの労働法では、年間30日の病気休暇が認められており、これを悪用して実質有給として休みまくると言うワーカーも少なく有りません。管理者(日本人駐在員)のレベルの低い会社では、会社全体にこれが広がり、権利として確立してしまい週の稼働率が実質4日間しかないと言った事例も有ります。又、特定の部品で品質不良による歩留まりが悪く、年間で4千万円の損失が発生しているにも関わらず、全体で儲かっているからそれが放置されているような丼勘定の会社も有りました。それらに対してもお金を掛けず少しの知恵で出勤率の改善や品質の改善を行いました。
リーマンショック後の本社の経営危機により、新製品の移管が止まり、現状生産している製品の陳腐化により受注が減少し、この状態であると3年後には倒産することが予想されました。 その際に現業には拘らずソーラー架台の部材の生産・販売を行い、4年間で6億円以上の営業利益を純増することに成功し、会社の存続とその利益を用いた投資で逆に大きな事業展開(売上約2倍)を達成した。
現職中に「タイにてビジネスホテルを開業したいが、全く上手く行かないので協力してほしい」と言う地方のホテルオーナーが知人を通じて連絡がありました。兼業不可で有る為、無報酬で相談に乗り、マーケットリサーチの方法や段取りを教えてあげ、建設業者も数社紹介した結果、2017年にビジネスホテルでは無く、駐在員用のサービスアパートとして無事開業されました。
この顧問の人脈
顧問本人 業種:メーカー(電気・電子・機械・輸送機器)
顧問本人 業種:メーカー(電気・電子・機械・輸送機器)