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商談通訳・アテンド通訳で海外との取引をバックアップ

KENJINSの商談通訳者アサインの特徴と強み

■通訳の必要性

言語や文化の接点における情報交換やとりわけ高度の判断に基づく議論が必要な会議や交渉、異なる言語を用いる者の間に発生した問題の解決などにおいては、言語の背景にある文化的・社会的事情を熟知した通訳者の存在が非常に重要です。

分野によって今後は機械翻訳の活用も期待されていますが、いかに機械翻訳の技術が発達したとしても場面に応じて発言の背景となる文化や状況、人間関係などを踏まえつつ、言葉の微妙な意味合いまで訳し出すことは、生身の人間にのみ可能です。そのためグローバル展開が進んでいる日本にいても今後も質の高い通訳の重要性は更に増大するものと考えられています。

また、各国と日本との間における高度できめ細かな情報交流のためには、日本人の通訳者とともに、日本語能力を有する外国人の通訳者の量的・質的な充実も必要となってきます。

中でも日本や日本人に対する深い理解を持った外国人通訳者は、日本とその国との相互理解や日本語の国際的な広がりに貢献し得る人材だと言えます。

■AIによる自動通訳の登場と機会翻訳の限界

各種の分野で高度の専門性を有する通訳者や翻訳者が求められる一方で、一般の人々にとっての簡便で安価な意思疎通の方法として、コンピュータを用いた機械翻訳の有用性が高まってきています。

IT技術の進化とともに、機械翻訳が抱える前述のような限界を認識した上で、その開発が進んでいくことが期待されるいます。

現在、AIを駆使した音声認識も含めた機械翻訳の技術は急速に進歩しておりますが、より広範で日常的な使用のためには一層精度と実用性を高めることが求められており、そのための前提として、大量の日本語資料から文例を抽出し、それを分析・整理したデータベースの整備が急がれています。

★通訳の方法
通訳の方法には、主に「同時通訳」「逐次通訳」「ウィスパリング」の 3つがあります。

◆同時通訳
同時通訳とは、通訳者が発言者の話をほぼ同時に訳していく方法です。専用の機器を必要とする場合が多く、大きな会場の場合、通訳者は専用のブース内で通訳を行います。通訳者はヘッドフォンをつけて話を聞いた後、マイクを使って通訳をします。高い集中力を必要とするため、チーム体制で行うことが多く、約15分ごとに交代し通訳をしていない人がメモを取るなどの補助をします。規模の大きい国際会議などではこの方法が多くとられています。

◆逐次通訳
逐次通訳とは、発言者と通訳者が交互に話していく方法です。発言者が区切りの良い部分まで話した後に、通訳者がその部分を訳し、それを繰り返していきます。通訳者が内容をしっかりと把握し正確に伝えることが重視されている場合に多く用いられます。

◆ウィスパリング
ウィスパリングとは、通訳者が発言者の隣や後ろについて、聞き手にささやくような声で通訳をしていく方法です。同時通訳と似ていますが、専用の機器やブースを必要としないため、社内の会議など、通訳を必要とする人が少ない場合に多く用いられています。

★通訳の能力や分野による職種

◆会議通訳者
いわゆる同時通訳者の事ですが、国際会議のようなグローバルで高度な学術的内容や政治を扱った内容の行事を通訳することが多いため通訳者の中でも格付けが最も上位にあります。日本においては特別団体は存在しませんが特にヨーロッパでは国際会議通訳者協会というのがあり、多くの高技術通訳者が登録し活躍している分野でもあります。

◆商談通訳者
民間の企業内での商談や表敬訪問などで通訳をするビジネス通訳者のことです。
日本では近年のグローバル化で需要が非常に高くなっている分野です。

◆エスコート通訳者
海外から凱旋のためやキャンペーンなどで来日したスポーツ選手や著名人などの社会会見、テレビのインタビュー、イベントなどに同行をし、スケージュールに合わせて通訳をする人達です。この人たちは映画や以前の仕事を通じてゲストと交流があったり、映画の公開においては字幕担当の翻訳者であったりと、何らかの形で訪問者とコンタクトがある人たちが起用されることが多い分野です。
皆さんもよくご存じの所では、ハリウッドスター来日の際は常に戸田奈津子さんが彼らの通訳に当たっていますね。

◆コミュニティ通訳者
日本に住む外国人が増える中で地域の活動に参加したり、福祉や医療、教育の場のよな公共の施設において通訳をする人たちのことで、この通訳は今までプロフェッショナルとしての認識が社会からも薄く、多くはボタンティアで形成されていましたが、医療や法律など専門知識を必要とする場での需要もあることから、今後は資格制度を設けて報酬にも安定性を持たせる取り組みが徐々に強まっている分野です。

◆放送通訳者
海外のメディアで放送される速報や時事を視聴者に伝える通訳者で、日本では英語から日本語の通訳が圧倒的に多く放送されます。定時に放送されるニュースではあらかじめ訳出して時差通訳をすることがありますが、ほとんどは同時通訳と同様一度きいて通訳をします。また海外からの中継などで報道されるニュースは「生同時」とよばれ、非常事態でも視聴者に分かりやすい訳を届ける必要がありますので、高度な技術を備える必要があります。

◆通訳案内業
主に観光地を案内する業務で、土地の歴史や文化、社会を紹介することが主ですので、通常の通訳との違いはオリジナリティを加味した通訳が出来るかどうかというところです。この通訳は「通訳案内士」という国家資格を取得して行う業務です。

■通訳を雇うときに気を付けるべきポイント

◆通訳者に必要なスキル
通訳者には3つのスキルを持っていることが必要で、①人前で落ち着いて話せる冷静さ、②臨機応変に対応できる柔軟性、③担当分野について精通していることが挙げられます。

①人前でも緊張せずに話せる冷静さ
通訳は人前でおこなう仕事なので、人前でも落ち着いて対応することは必要です。会議など大勢が参加するイベントで仕事をする機会もあります。人前に出ることが得意な方や、人とコミュニケーションを取ることが好きな方が向いているでしょう。

②臨機応変に対応する柔軟性
通訳の場では、ある程度当日話される内容は決まっていますが、会話がどのように進むかはその時までわかりません。話の進み方に合わせて臨機応変に対応する柔軟性が求められます。
また、通訳では聞き手の反応を見ながら、伝わっていないようであれば別の表現に変えるなど、対応する必要があります。そのため、通訳は相手の反応や意向を素早く察知できる人の方が向いています。

③担当分野に関して精通している
ビジネス通訳であれば、担当案件の状況や背景などに詳しくなければなりません。なぜなら、専門性の高い内容もその場で通訳することが求められるからです。辞書に載っていない専門用語も正確に訳す必要があるので、その分野に関する実務経験がある方が望ましいです。

観光通訳 であれば案内する場所・建築物などに精通していなければ、伝わりやすい通訳はできません。そのため、常に最新の観光スポットなどの情報も取り入れていく必要があります。

■KENJINSの商談通訳・アテンド通訳の特徴

英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語等の外国人および日本人の専門通訳者を派遣いたします。
KENJINSは海外100カ国以上に日本人および外国人の通訳者を 数千人規模で有しており、海外においても通訳者の派遣が可能です。

商談時の逐次通訳者や観光通訳ガイドの手配から、国際会議の同時通訳者の手配まで様々なレベルに対応した通訳者の手配が可能です。なお、派遣が長期にわたる場合は、業務委託契約という形態で通訳者をご案内することも可能ですので、ご相談ください。

その他、国際会議の外国語通訳、講演会(セミナー)の外国語通訳、展示会の外国語通訳、商談の外国語通訳、海外出張時の外国語同行通訳、観光の外国語同行通訳が可能です。

また、企業での外人研修生のための外国語通訳、ビデオの外国語解説通訳、インタビューの外国語通訳、レセプションの外国語通訳などに対応できる通訳者を派遣いたします。


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