■製造業コンサルとは?

日本の基幹産業である製造業。その支援をするのが製造業コンサルタントです。経営だけではなく、現場の改善も担当することが多く、日本のものづくりを裏側から支える仕事と言えます。特に現在の製造業はグローバル化と無縁ではいられません。クロスボーダーの案件に関わる機会が多くあるのも特徴です。

■主な業務
現場に近いものとしては生産工程の改革、たとえばリードタイムの短縮やオペレーションの見直しなど。またプロダクトライフサイクルの管理や営業戦略などもスコープに入ってきます。

経営に近いものとしては、海外への輸出、あるいは生産拠点の移転など、グローバル化や流通網を整備・推進するものや、イノベーションを生み出すための組織作りなどが挙げられます。

現場サイドの仕事としては生産工程の改善(リードタイム短縮・オペレーションの再検討など)や、プロダクトのライフサイクルの管理、場合によっては営業戦略もその範疇に入ってくる場合があります。

経営サイドでは海外への輸出や工場移転などのグローバル化への対応と流通網確保と整備推進、イノベーション創造のための組織編成といった業務を上げることができます。製造業にとって非常に重要なポジションを占める製造業コンサルタントですが、近年その数が減少する傾向があると言われています。

製造業コンサルタントになるための資格に中小企業診断士がありますが、制度変更によって中小企業診断士が製造業専門コンサルタントになる制度がなくなったことが原因のひとつとして上げられます。

■KENJINSの製造コンサルティングサービス

本サービスは、製造業に特化した豊かな人脈やノウハウをもつ上場企業やニッチトップ企業の役員・部長・その他スペシャリストのOB(一部、現在就業中の方を含む)の、「退職後も能力を活かしたい」というニーズと、成長を目指す企業側の「自社では持ち得ないノウハウや人脈をもつ方々の力を自社に取り入れたい」というニーズの双方に応えるマッチングサービスです。

上場企業やニッチトップ企業で培った深遠な経営ノウハウや豊富な人脈、モノづくりへの情熱を眠らせることなく、顧問の培った知見を活かし新たな技術開発やリ・エンジニアリングを支援します。

KENJINSでは、7年以上顧問紹介サービスの第一線で、様々な企業様の経営課題を解決してきた実績があります。その中で、大手製造メーカーで長年勤務して来られたエンジニア系方々の「次」のキャリアを支援させて頂くと共に、「これから」伸びる中小・ベンチャー企業様へのご支援を推進しております。

■技術顧問の顔ぶれ
東証一部、二部上場企業および同等クラス・日本及びグローバルなニッチトップの製造業の企業・組織の役員・部長・専門職OB、現役幹部社員

■製造拠点を海外に持つ企業の増加

今や新興国は生産拠点としてのみならず、マーケットとしての存在感を増しており、日本の製造業に求められる「グローバル化」は大きく変容しています。日本市場を意識したハイエンドなモノ作りや輸出依存を脱却し、現地ニーズへの対応や、海外の拠点や取引先を巻き込んだグローバルバリューチェーンの構築が不可欠になっています。

また、既存技術や製品のコモディティ化により、「モノ売り」から問題解決・価値提供につながる「サービス売り」への転換が求められています。更には、今までの経営にない「環境」、「企業の社会的責任」という要素が、今後の新しい競争の新基軸となりつつあります。

これらの様々な経営課題の解決に向けて、KENJINSの顧問・コンサルタントは、経営、業務、ITにわたる幅広い経験を持つコンサルタント・チームにより、実践的なコンサルティングサービスを提供いたします。

革新性と低コストを共に兼ね備えた、真のグローバル企業へ。この目標を実現するためには、ビジネスモデルの根本的な見直しや、慣れ親しんだ企業文化の変革が不可避です。既存の強みを生かしつつ、新たな優位性を身につける、この難題にKENJINSはお客さまと一体となって取り組んでまいります。

■顧問のチカラで解決可能な領域
◆研究開発効率化
・研究開発の管理
・社外連携による研究開発の効率化
・社内に埋没する基礎研究の商材・製品化

◆生産性改善
・設計・調達の見直しによる製造コストの低減
・品質管理強化による不良品率の改善
・新規海外工場設立アドバイス
・工場運営全般のプロセス・リエンジニアリング
・中国現地社員の生産性向上、マネジメント手法の実装

★顧問契約のスキーム
■月次支援顧問
月1回～月4回の顧問契約。会議への出席や新規企業の開拓支援などテーマは各社の課題によりますが、定期的にコ
ンサルティングを実施します。

■プロジェクト型顧問
6ヵ月を1セットにしたプロジェクト型の支援。工場の安定稼働や海外工場立上、新規営業部隊の構築などプロジェ
クト型のコンサルテーション。

■企業役員
役員や役員同様のポジションでのアサイン。常勤・非常勤により、課題解決を役員として実行します。

・月次支援顧問
月1回～4回の勤務で6カ月～2年を基本契約を想定しております。

・プロジェクト型顧問
1プロジェクト6ヵ月～1年を基本契約を想定しております。

・企業役員
常勤・非常勤等を企業ごとにご検討のうえ、1年以上の契約を基本契約を想定しております。

★顧問料(目安)
◆月次支援顧問
月1回(5万円)
月4回(20万円)

◆プロジェクト顧問
1プロジェクト辺り80万円～300万円など

◆企業役員
月額20万円～

※上記の金額は目安となります。
基本は案件ごとのオーダーメイドとなることが多いです。