1.新規事業開発支援
新規事業では新たなニーズを見つけることが成功への近道です。発掘したニーズに応えるため、保有技術を再構築し アイデアを具体化していきます。次のステージへ成長させるため共に汗をかき 成功へ導きます。
1)新しい顧客の発掘とアイデアや具体策の立案
新規事業を成功に近づけるため新しいニーズを持つ顧客の発掘を行い これに応えるアイデアを立案します。社内技
術の活用方法も含め、アイデアの実現性や技術的な取組み方法を検討します。
2)事業企画の立案
価値が顧客に伝わるストーリーを考え、日程や収支計画とともに事業計画を立案します。多様なニーズに対し、品
揃えによる過剰在庫で利益が圧迫されない施策も検討します。
3)商品開発マネジメント
新しい分野の開発はトライ&エラーが重なり日程や開発費など計画からのブレが大きくなります。初期段階でリス
クと対策を検証するフロントローディング開発で手戻りを無くします。更にデモ機でのモニタにより計画のブラッ
シュアップを図り、より高い成果を目指します。

2.モノづくり支援
多品種少量生産には 生産情報にモノの流れを同期させる柔軟な生産体制が必要となります。作業だけでなく設備や治工具 双方から生産改善を検討し、リードタイム短縮や在庫の適正化を提案します。設備設計や治具の設計/改善にも対応します。
1)生産リードタイムの改善
加工・組立などの実作業に比べ、段取りなど付随作業や手待ちのムダなどは流動的で管理が難しいです。作業の効
率化とムリ、ムダの排除を行い生産を同期化、リードタイムの向上を図ります。
2)付随設備、治工具の導入
生産計画に合わせて迅速に品種切替えするには、切替えが容易な付随設備や治工具を構想する生産技術力が重要と
なります。柔軟な生産体制をつくる工程構想から設計、組立、導入までを支援します。
3)社内技術の可視化による技術伝承の促進
ベテランの持つ知恵やノウハウをヒアリング等から諸元化し、それを可視化する方法や体系化する方法を検討しま
す。データ化しシステムに繋げることで情報を共有、品質向上や人材育成に役立てます。

3.内製力強化の技術支援(生産設備、家電製品)
取引先企業からの受注率をアップするには、先方要望に柔軟に対応できる技術力が求められます。社内で製品やモジュールの設計が完結できるよう仕様書作成や設計手法、品質基準の策定など一連の業務を支援します。
1)仕様検討と仕様書の作成
目的を実現するための基本動作やセンシング機能、メンテナンス性、安全機能等 必要とされる機能を洗い出し、諸
元を仕様書としてまとめます。
2)構想設計、組立図/部品図の作成
上記機能をヒトが扱いやすい製品サイズにコンパクト化し、モジュール化により品質や組立性を向上させます。
DRBFMの活用など初期段階でリスクと対策を検証し、設計を効率的に進めるマネジメントを行います。
デモ機を制作、モニターで効果や使用感を調査し設計完成度を高めます。
3)品質基準書、評価基準書の作成
使用環境への強度、耐久性やIEC規格等の安全規格から品質基準を検討、基準書としてまとめます。評価方法に関し
ても基準書を作成し安定化した品質を保証できるしくみをつくります。

4.美容技術に関わる支援
美容やヘルスケア商品は嗜好品であるため、購入したいと感じられる強いストーリーが大切です。またアイデアや技術開発支援だけでなく ヒトへの効果検証方法も支援いたします。
1)購入意欲を刺激するアイデアや機能の立案
美容機器は薬機法等で搭載できる技術が限られるため、競合品との差別化が図りにくい商品です。ニーズに対し購
入意欲を刺激するアイデアとそれを具現化する方法を検討します。
2)薬機法など法令に対する調査/対応
JISなどの工業規格と異なり、人を扱う薬機法は絶対的な規格ではありません。新規機能で商品化を進める際は、厚
生省が認可した機関と相談しながら進めるための知見が必要です。美容機器の開発経験から対応をご支援します。
3)商品開発マネジメント
初期段階でリスクと対策を検証する効率的なマネジメントを行います。デモ機を使い効果や使用感を調査し、設計
完成度を高めます。
4)効果の検証方法
ヒトへの効果を定量的に把握することは難しい作業です。肌の質感は肌内部(真皮層)の状態で決まるのに対し、
測定は肌表面(角質層)しかできません。また肌は体調やストレス、周囲環境、紫外線ダメージなど多くの外的要
因によって変化するため、美容機器の効果が検証しづらいです。ヒトへの効果を検証するため専門評価機関と調整
しながら最適な評価方法を検討します。